LPガス自動車の普及実態について、教えてください。

LPガス自動車は、現在全国で約29万6千台走行していますが、その内容はタクシーが約24万台と80%以上を占め、一般車は5万5千台たらずの状況となっています。タクシーの割合が多い理由は、ガソリンに比べLPガスの価格が安いことによるものです。

 近年、長引く不況等の影響からタクシーの稼働率が低下し、自動車用LPガスの需要が伸び悩んでいることから、今LPガス販売業界では一般車、特に小型トラック等の商用車への普及を強めており、その結果として最近、生協や宅配便のトラックなどがディーゼル車から転換し、LPガス車を使うようになってきました。

また、Q3でも触れたようにLPガス自動車は、経済性もさることながら環境に良い低公害車として今注目を浴びており、更に26万台普及を増やす計画もありますので、興味のある方は是非お近くの自動車ディーラーにご相談ください。