LPガスの保安はどのようになっているのですか?

消費者宅におけるLPガスの保安を万全なものにするために、液化石油ガス法の中でLPガスの保安業務が明確に決められています。この業務は、LPガスの保安機関として認定を受けたガス販売店か、ガス販売店の委託を受けた認定保安機関が行います。

保安業務の内容としては以下の通りです。

1. 供給開始時点検・調査
LPガスの供給を開始するとき行う設備の点検・調査
2. 容器交換時等供給設備点検
ガス容器の交換時等に行う供給設備の外観点検
3. 定期供給設備点検
4年に1回以上(地下室等は1年に1回以上)行う供給設備の点検(ガス漏れ試験など)
4. 定期消費設備調査
4年に1回以上(地下室等は1年に1回以上)行う消費設備の調査(消費者側配管・ガス器具・給排気設備など)
5. 周知
2年に1回以上、LPガスの使用上の注意などを記載したパンフレット(周知文書)を配布する啓蒙活動
6. 緊急時対応
ガス漏れ等の連絡を受け、消費者宅に迅速に出動して適切な措置を行う業務
7. 緊急時連絡
災害の発生などの連絡に対して迅速に措置する業務(出動を伴わないもの)