オールガス化住宅を検討していますが、その長所と短所を教えてください。

調理は火力が強く、お掃除が簡単なガラストップコンロ。そしてガスエンジンコージェネ(または燃料電池)で家の一部発電とキッチン・洗面室・浴室の給湯を実施。更にお湯の循環により、食器洗い乾燥機・浴室暖房乾燥機・床暖房を稼動して暖房と乾燥を実現。もちろん家全体の空調はGHP。
このように様々なガス機器を使ったオールガス化住宅が最近注目されています。一概に言うことは出来ませんが、オールガス化住宅のだいたいの長所と短所は次の通りです。


■LPガスのオールガス化住宅は、電気・都市ガスに比べ災害に強い。
■ガス(LPガス・都市ガス)は、エネルギーロスが少なく、クリーンで環境に良い。
■一般的な調理・給湯機器(コンロ・給湯器など)は、電気・石油機器に比べ
  イニシャルコスト(機器コスト)が安い。
■ガス温水循環式給湯・暖房機器は、電気式に比べ多くの点で性能が優れている。

■LPガスは屋外に容器を設置するため、外観が悪くスペースをとる。
■各ガス機器とも安全装置は付いているが、火を使うため安全には
  注意が必要である。
■ガスエンジンコージェネ・GHPなどの発電・空調機器は、
  まだイニシャルコストが高い。