先日、LPガス販売店が小型湯沸器の点検に来て、不完全燃焼防止装置が付いていないので交換してほしいと言われました。小型湯沸器は故障もなく、まだ使えるのになぜ交換する必要があるのですか?

古い器具や不具合の器具を使用していると、ガスの不完全燃焼により一酸化炭素が発生し、一酸化炭素(CO)中毒事故になる恐れがあります。現に毎年何人かこの事故で死亡しています。

このため、LPガス業界では経済産業省の指導のもとに一酸化炭素(CO)中毒事故防止のため古い器具や不完全燃焼防止装置の付いていない器具をお使いの消費者を中心に燃焼器具の交換運動を実施しており、たぶんこのために言ったのだと思います。法的な強制力はありませんが、是非ご協力ください。