最近、火災警報器の設置が義務付けされたと聞きましたが、その内容を教えてください。

平成16年5月、消防法の一部を改正する法律案が可決・成立し、全ての戸建て住宅や共同住宅に住宅用火災警報器等の設置が義務付けられました。

今回の改正では、新築住宅については既に平成18年6月から義務付けとなり、既存住宅については各市町村条例により平成20年6月1日から23年6月1日の間で設置義務期日が決められています。(例えば東京都では既存住宅の場合、平成22年4月1日からの義務付けです。詳しくは現在お住まいの各市町村にお問い合わせください。)

住宅用火災警報器とは、住宅における火災の発生を早期に感知し、警報音や音声で知らせる警報設備です。その機種としては、煙を感知する煙式と熱を感知する熱式とがあり、電源も電池を使うタイプと100V電源を使うタイプとがあります。
設置場所は、住宅火災の現状や設置効果等を考慮し、寝室、台所、階段の3箇所となっています。(3階建て以上及び1階に7m2以上の居室が5以上ある階の設置基準は別途あり)

価格は、数千円から1万数千円まで様々ですが、最近悪質な訪問販売も出ていますので、くれぐれもご注意ください。