最近よく話題にでる家庭用燃料電池について、教えてください。
家庭用燃料電池は、LPガス・都市ガス等の燃料から水素を取り出し、空気中の酸素と反応させて発電し、そのとき発生する熱からお湯をつくる、これからのトータルエネルギーシステムです。
原理は、「水の電気分解」の逆で、発電と同時に得られた熱も給湯・暖房などで有効利用されますので、省エネルギー効果の高いクリーンなコージェネレーションシステムといわれています。
このシステムは、東京ガスが2005年に松下電器産業・荏原製作所と共同開発した商品を市場導入したのが始まりで、現在、国の支援のもとに国内9社の製品を使用した大規模実証事業(平成17年度から20年度までの3年間に3,430台を実施)が行われており、当社も「JOMO ECOCUBE」の名称でこの事業に協力しています。
まだコストが高く一般的ではありませんが、近いうちにコストも下がる見通しにありますので、大いに期待できるでしょう。
この家庭用燃料電池については、このホームページの一般の皆さまへ・燃料電池に詳しく解説していますので、是非ご覧ください。