空気が不足すると不完全燃焼しCO中毒になると言われますが、LPガスはどの位の空気が必要ですか?

一般に燃料を完全燃焼させる最小限の空気量を理論空気量と言います。

家庭用のプロパンの場合、プロパン容量に対し酸素容量が5倍必要ですが、空気中には酸素が約21%しか含まれていませんので、これを考えると理論空気量は約24倍必要と言うことになります。
ただ、実際の燃焼ではこの空気量の20~50%の過剰空気が必要となりますので、CO中毒を防ぐためには、開放型のガス機器(ガスコンロ・ガス瞬間式湯沸器・ガスストーブなど)がある部屋は、頻繁に換気をする必要があるでしょう。